美味しいお米で、笑顔になってほしい。ただその一心で、土と向き合っています。
私たちなんば農園がお届けしたいのは、単なるお米ではありません。
なんば農園は、ひとくち食べた瞬間に広がる「おいしさ」と、食卓を囲む大切なご家族の「笑顔」。
そして、「なんば農園のお米を選んでよかった」と思っていただける、心からの安心感を提供したくて今日も田んぼに立ちます。
本気でそう思っております。
私は農家の長男として育ち、母の死がきっかけで家業の農業を継ぐことを決意しました。
初めの頃はお米をただ育ててJAや商社に「出荷」するだけの商品でした。
食べていただく人たちのことを考えることもありませんでした。
そんなただの「お米」を作っていく中で「なぜ、僕がお米を作る必要があるのか?」と疑問が湧き始めました。他の誰かに代替え可能な商品を作っているのであれば、私があえて作る必要はないように思えました。
どうせ農業をしているのです。食べてくださる方が見えて、喜んでいただきたい。「ありがとう」と言っていただきたい。そう思うようになりました。
そこから「特別」なお米作りの試行錯誤が始まりました。
どんなお米が食べた方を幸せにするのか?
どうすれば美味しいお米になるのか?
そもそも美味しいお米とは何なのか?
お米は1年に1回しか作れません。秋、収穫したお米を食べてみて落胆する年もありました。
お米の食味コンテストで賞を取ったこともありましたが、私自身は納得する味ではありませんでした。そんな年もありました。
そんな試行錯誤をする中で私自身、結婚して、子供も生まれました。そして私の大切な人たちに安心して食べさせられるお米であることも、私の大切なルールになりました。
そして令和7年産のお米は、私史上一番「美味しい」お米となりました。
それは糖蜜を使ったお米です。
糖蜜(とうみつ)とは、サトウキビやテンサイから砂糖を精製する過程で、結晶を分離した後に残る黒褐色のとろっとした液体のことです。
砂糖製造の副産物ですが、まだ40〜60%の糖分が含まれているため、とても甘く、黒糖のような香りがあります。農業資材としても、しばしば使われるのですが、この糖蜜を稲の穂が実ってから葉面散布します。
そうしたところ、とても香りがよく、ふっくらと甘みを感じられるお米になりました。
それ以外にも微量要素を与えてあげて、健康な稲にしてあげます。
やっと、「美味しい」と思えるお米ができた、食べてもらいたい、そんなお米ができました。
ぜひ、これを読んでいるあなたに食べていただきたい。
もし、私の作ったお米を食べることで幸せを感じていただけたらそれが私の幸せです。